これらの事業のうち、現在手掛けている業務を簡単に説明します。この際、特筆すべきは当社がMMの発明者である中村・フリン両教授から、MM特許の実施権を許諾されていることであり、自らMMの製造を行うことができるほか、半導体メーカにサブライセンスを供与できることであります。当社業務は、全て、MM特許の実施権を許諾されていることに関連づけられます。
スーパーコンピュータに搭載するためのMMの製造について、コンピュータメーカ、半導体メーカと定期的に技術会議を実施し、実用化に向けて検討をすすめております。その他の製品へのMMの搭載、例えば、光学機器でのMM採用についても専門メーカと検討をすすめています。近い将来、スマートフォン等の移動体機器への搭載についても準備をすすめていく予定です。
日常生活のあらゆる局面、場所においてコンピュータが使用されています。MMが実用化された際に利用されるであろう適用範囲には、電子情報通信用の機器、家電製品は元より、自動車、航空機、重電などの大型機器が含まれます。当社は、これらのアプリケーション開発につき、各分野の企業にアドバイス提供を行っています。
その他業務として、特許権維持管理業務、若者を対象にIT関連のサービスや技術に関する教育啓蒙業務等を手掛けています。